当時、うちのお店にて制作しましたZUNOWの2000年のパンフレットです。
明日無きチャレンジを試みるカリスマ的フレームビルダーの陰山氏に託し、当時お互いに頑張っていたころのものです。
当時、世界中の自転車ブランドがアルミ化され、品質の良い高価なカーボンが出てきた時代であり、その一方スチールフレームにはだれも関心を持たない存在となっていました。
当時、舶来車ブーム真っただ中、当店もZUNOWだけだは商売としてやっていける訳も無く、転機でもあるときでした。
この中、需要は無いのですがZUNOWは長年のノウハウと長年のパートナーであるイタリアのパイプメーカーのコロンバス社との深い絆でチャレンジをし続け、結果ロードでは無く「エアックスAL」というピストで奮起し復活しました。
この間、ケイリン全日本チャンピオン、東西共に全日本実業団チャンピオン、シニア世界選3位など輝かしい成績を上げることができました。
このフレームの仕様はピストの種目のよってさまざまなのですが、各部にエアロフィンを施し、当時としては世界初のアルミのISPデザインのフレームでもありました。
自画自賛にはなりますが、とても美しい自転車でした・・・
ただ残念なことに、2012年ぐらいをさかいにビルダー蔭山の体調が震わしくなく、一線から序所に後退し現在に至るような感じとなりました。
「ZUNOW」のネーミング、今はフレームは無いけれどZUNOWの名前は永遠に残していきたいとおもいます。